コミュニティースクールニュース2006年1月号

 

 THE ASSOCIATION OF METRO EDMONTON JAPANESE COMMUNITY SCHOOL

 代表者 大沢 誠 45  Fairway Dr.、T6J 2C2、TEL:432-3146

  借用校舎 RICHARD SECORD SCHOOL 4025-117 St

  URL: http:www.ualberta.ca/~tkin/MEJCS-index.htm

 

 

 
           


 

 

 

 

 

 

 

<会長からのメッセージ>  

 

3学期が始まりました。冬休みはいかが過ごされたでしょうか?先生方、会員の皆様のご努力、ご協力により昨年も大きな問題なく終えることが出来ましたこと感謝いたします。今年度もよろしくお願いいたします。

さて、今後とも長続きできる日本語学校を目標として昨年度から学校機構、学校行事の見直しを大場さん中心として役員会にて話し合いを続けてまいりました。現在ようやく最終案の段階にたどりつつつあります。3学期を通して具体的な試行と調整期間に移りたいと思いますのでご理解、ご協力お願いいたします。具体的な変更事項に関しましては順次スクールニュース等にてお知らせいたします。

昨年の学芸会は常田先生、元田さんを中心に生徒、先生、ご父兄の協力で盛況のうちに終わることが出来ました。皆さん楽しめましたか?陳さんに撮っていただいた写真とビデオが図書にてDVDのフォーマットで貸し出し中です。大変良く撮れています、一度ご覧になってください。陳さん有難うございました。また学芸会に関しまして何かお気づきの点がございましたら今後の参考としたいので役員までお願いします。

 

後援会会長 大沢 誠

 

 

<校長からのメッセージ>

 

エドモントンでは記録的な暖冬が続いています。日ごとに日照時間が長くなり春が近いように感じますね。3学期は短い上にたくさん行事があります。保護者の皆様も教師といっしょに生徒の1年間の学習の締めくくりをお手伝いいただくようにお願いいたします。

 

3学期の行事は次のように予定しています。

1月27日 書初め (小1以上)

2月3日 授業参観

3月1日(水)3日に代わって振り替え授業日

3月10日      弁論大会 (小5以上)

3月17日      体験入園と体験入学 (4月からの年中、年長、1年生)

3月24日      終業式

 

役員会からの報告にあるように私は3月いっぱいで校長をやめることになりました。学校を設立したときから教師をしたり校長をしたりしてきました。(途中で5年お休みをしましたが。)そろそろ次の世代の方にバトンタッチが出来るように準備をしていましたところ、ちょうど去年の秋から役員会で校長交代も念頭に入れて組織の見直しをされました。それで4月から常田先生が校長をしてくださることになりました。3学期は引き継ぎ期間として常田先生とご一緒に活動をいたします。

                 

                          校長 大木 早苗

 

<授業参観日>

 

2月3日に授業参観をいたします。 趣旨は皆様に学校でどのような授業が行われているか、生徒はどんな風に勉強しているのか、を知っていただく活動の一つとして行うものです。お子様が在籍している学級のことはご存知かと思いますが、他のクラスはどんな勉強をしているのかも知っていただいて、学校全体の方針などをお話しするときの参考にしていただきたいと思います。当日は二つの時間帯に行います。両方見ていただきますが、どちらも見たいクラスを一つに絞って30分全部をそのクラスだけ見ていただきます。これは授業中の出入りを避けるためにもよろしくお願いいたします。時間までに教室へお入りください。

年中、年長、小1、小2 ―  6時30分から7時

 

小3、小4、小5、中1、中3 ―7時30分から8時

 

<編入生紹介>

 

1月から次のお友達が編入しました。仲良く勉強しましょう。

            ロペス   なつみさん   3年生 岡本先生

            ロペス みずきさん   年長組み 坂口先生       

 

                              

Richard Secord校から注意>

 

1.     Richard Secord校から机にいたずら書きがあった、これからこういうことがないようにと注意を受けました。

2.    いつまでたっても廊下を走る生徒がいます。カナダの学校は絶対に廊下を走らない、静かに歩くと教えています。ご家庭でもよく生徒と話し合ってください。

 

 

<学校の使い方が変わりました>  

 

1.変わったこと:

 

1月から 中1と年長組みが、Richard Secordの図書室を使って勉強しています。これは今まで2クラスで使っていたクラスで隣の音が気になって勉強に身が入らないという問題を解消するための試みです。 Richard Secord校に問い合わせたところこれ以上は貸せる学級がないけど図書を使っていいといわれました。

 

2.お願い

 

授業時間中は図書室へ行かれません。保護者や授業以外で本を返したり借りたりするのは5時30分から5時40分、7時から7時15分にしていただきます。静かに廊下を通って授業の邪魔にならないようにしてください。クラスによって休み時間が違いますので、その間も授業をしているクラスもあります。

授業中は図書へ行く廊下のドアを通行禁止にします。トイレに行くときだけ静かに入ってください。

 

特に年中は後半に子供同士で図書のほうで遊び回っているのを見受けます。Gym 以外は絶対に子供同士で遊ばせないよう、Gymでも保護者の監督が行き届くことが決まっていました。

 

保護者で私たちの図書室で話している方がよくあります。スタッフルームがあるので、絶対に図書で立ち話をしないように徹底してください。特に今はRichard Secordの図書室を使っているので、用がないのに図書へ行き来する保護者が授業の邪魔になっています。

 

校長 大木 早苗

 

 

<大木先生の退職と日本語学校の新組織>

 

私たちの日本語学校の校長先生を長く務めて下さった大木先生が、今年の3月で退職されることになりました。 大木先生は、校長先生として教員のまとめ役をされていただけではなく、日本語学校の創立当初から約30年近くにわたり、学校の運営そのものに関しても中心的な役割を果たしてこられました。 その大木先生の後任を、新校長一人にお願いするのはとても難しいことです。 日本語学校をより安定した組織にするためにも、新たに事務長職を設けることにし、新校長と仕事を分担していく新しい組織作りを進めることになりました。 事務長のおもな仕事は、学校の運営に関する実務、エドモントン・スクール・ボードを含む対外折衝で、マクレーンさんが引き受けてくださいます。 新しい校長先生は、教務スタッフの責任者として、教育面での相談窓口となり、私たちの学校の教育プログラムの質が高くなるように力を尽くして下さいます。 新校長は常田先生が引き受けてくださることになりました。 4月から、日本語学校は新しい組織で再出発します。 

 

大木先生、長い間、ご苦労様でした。 

常田先生、マクレーンさん、大変な仕事ですが、これからもよろしくお願い致します。

                                   

後援会副会長 大場 真人

 

 

<ヘリテージ祭参加に関して> 

 

日本語学校としてのヘリテージ祭参加に関しましてはいろいろとご意見を頂戴いたしました。日本語学校役員会、EJCAとの合同ミーティング等にて話し合いを続け以下の要領にて日本語学校としてヘリテージ祭に参加の方針を決定いたしましたのでご協力をお願いいたします。

1.       日本語学校会計からヘリテージ祭への財政援助はしない。

2.       日本語学校会員はボランティアとしてヘリテージ祭へ参加する(今までのような強制はしない)。

3.       EJCAから2名、各グループから3名、日本語学校から2名の委員にてヘリテージ祭をリードする。日本語学校代表者は100%ヘリテージ担当役員として日本語学校役員会に入ってもらう。

 

理由といたしまして、

1.       ヘリテージ祭のはたす役割が変化してきているため今までのような参加方法では実情にそぐわない。

2.       ヘリテージ祭が過去にあったようなファンドレージングから日本文化紹介の祭りに変わってきた。

3.       日本語学校として日本文化紹介への参加機会を維持していきたい。

 

今年から新たなる参加方法でより楽しめるヘリテージ祭を作り上げていきましょう。今までと違い企画段階からの参加です。現在この核となるヘリテージ祭担当役員を募集しております。興味のある方は大沢または大場までお願いいたします。

 

後援会会長 大沢 誠

 

<新役員募集> 

 

新年度より役員をしてくださる方を募集しています。興味のある方は現役員までご連絡ください。

 

 

<教師募集>

 

新年度より日本語学校で教えてくださる先生を募集しています。カナダのワーキングパーミットを持っていることが条件ですが、教員免許をお持ちの方、教えてみたい方、又は教えることに強い興味のおありの方は大木先生までご連絡ください。

 

 

<1月・2月・3月の当番>    

 

1月27日 大沢・川本

 2月 3日 開出・小林        

 2月10日 陳・近藤(玲)

 2月17日 フェドロー・増田    

 2月24日 劉・高橋

 3月 1日 菊地・ロペス

 3月10日 ラムジー・滝田

3月17日 ジョーンズ・スタイン

3月24日 伊藤・ヴァン

 

当番の変更がありましたら、お早めにダンウオルドまでお知らせ下さい(437-3457)。

 

事務係 ダンウオルド 節子

 

 

<特集-大木先生のメッセージ>

 

学校へのおくりもの1       大木 早苗

 

学校を辞めることになりましたら、1,2,3月とスクールニュースに何か書いていただけますかと頼まれました。(やめるのもなかなか大変ですね!)それで思いつくままに何か書いてみます。

 

この間先生方にこの学校はいったいあと何年ぐらい続くと思いますかとゲーム感覚で聞いたことがありました。6年ぐらいで学校の形が変わるのではないかという方から、20年ぐらいかなっていう方が多くてそれから、私が生きている限り続く、あと100年続く、永遠に続く、といろいろな直感的希望的見解がありました。皆様はどう思われますか?うちの子が中学になるまでは続いてほしいわね、という方もあるかもしれませんね。

 

学校は1977年4月に発足したので、2007年の3月で30年目が終わることになります。10周年と20周年に記念祝賀会をしてきたので、30周年も皆でお祝いをしたらどうでしょう?20周年のときは日本やニュージーランド、アメリカから元保護者や同窓生が参加してくださいました。学校で学んだ日本語が成人してからの仕事の元になっている人もいました。ぜんぜん日本語と関係がない生活をしている人もありました。元生徒より元保護者のほうが学校を懐かしがっていた場合もありちょっと意外でした。節目節目にお祝いをすることで、学校を続けてきて方々にお礼を伝えたりまた学校を続けていく方向を見出したりすることが出来るといいなと思います。それで、一月の贈り物は30周年祝賀会準備のお手伝いです。

 

        

スクールニュース校正 大木早苗

編集 フェドロー 美恵子

英訳 マクレーン テリー