コミュニティスクールニュース

20064月号

 

 

<会長からのメッセージ>  

 2006年度後援会年次総会が4月7日に開かれました。総会の議事録はEメールで配信いたしましたが、新役員が以下のとおり決定しましたので、改めてここにお知らせします。

 

会長

大場 真人

副会長

清水 

会計

大沢 

書記

小林 

評議員

元田 幸子、メーガン・ジョーンズ、ジョスリン・ウドン、阿倍 見香子

 

 旧役員の皆様、ご苦労さまでした。 副会長の金達也さんは、過去5年以上に渡り、会長・副会長として献身的な役割を果たされました。ここで少し休憩していただいて、数年後の復活に備え(?)鋭気を養って頂きたいと思います。フェドロー美恵子さんは、書記を2年間つとめてくださり、縁の下の力持ちとして補習校を支えて下さいました。松本苑子さんは、専門知識をフルに活用した会計として活躍してくださいました。松本さんの存在には、非常に心強いものを感じました。 今年度から、会計担当の事務スタッフとして、補習校の運営に協力してくださいます。ヒル厚子さんは、運動会などの各種行事で中心的な役割を果たして下さいましたが、今年度からは4年生の担任、山添先生」として補習校に貢献してくださいます。これまで、事務の仕事をしていただいていたダンウォルド節子さんにも感謝いたします。 ありがとうございました。 

 総会の場でもお知らせしましたが、大木前校長先生の退任に伴い、補習校の機構を一部変更いたしました。 事務長としてマクレーン由美子さん、会計事務担当として松本苑子さん、図書担当として清水理予子さんに働いていただいています。仕事量が格段に多い、これらの仕事を担当してくださっている3人の方には、補習校から薄謝を差し上げています。しかし、仕事量と謝礼のバランスから考えると、この事務スタッフの方々はボランティア同然として働いて下さっています。 補習校は、皆さんのボランティア精神で成り立っている、コミュニティ・スクールです。この場を借りて、旧役員の皆さん、校長先生をはじめとした教務スタッフの先生方、そして事務スタッフの方々のご協力に感謝したいと思います。

 補習校も今年で創立30周年を迎えます。補習校の礎を築かれた世代の大木校長先生の退任に伴い、今年度から補習校の運営が、次世代である我々の手に100%委ねられることになりました。その責任の重さに身を引き締め、「補習校の安定した新組織作り」を目標に努力していきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

後援会会長 大場 真人

                                              

<校長からのメッセージ>

 春分の日が過ぎると日差しも一段と強くなって、エドモントンも春が近いと感じられるようになります。そんな中、4月7日に2006年度の入園式、入学式をカルガリーの総領事館から来賓を迎えて行いました。今年は、幼稚科年中組(2クラス)、年長組、小学1年(2クラス)、小学2年、小学3年(2クラス)、小学4年、小学5年、小学6年、中学2年の計12クラス、67名の生徒で始まりました。入学式当日には、日本から送っていただいた教科書を使ってさっそく授業を行いました。どの生徒にも頑張ろうという意気込みが感じられ、よいスタートを切ることができました。

 この4月から、大木前校長より校長職を引き継ぐことになりましたが、これまでと同様に、教師会全体で生徒の学力向上を目指していきたいと考えています。各クラスの担任は、毎月の学習予定を記した月案を生徒に渡します。ご家庭では、それに基づいて家庭学習を指導していただきたいと思います。詳しくは4月後半から5月前半にかけてクラス懇談会が開かれますので、担任にお尋ねください。

 エドモントンの環境において、週一回3時間の授業だけで子どもの日本語力を伸ばすことはたいへん難しいことです。ですから、ご家庭で宿題の指導以外にも、日常子どもたちが日本語を使うよう、また、日本語に触れることができるよう、いろいろな工夫をしていただきたいと思います。

 これから1年間、子どもたちがしっかりと日本語を勉強できるように、教師会と保護者会はお互いに力を合わせていきましょう。

校長 常田いち子

 

 

<学校のスケジュールと年間行事予定>

1. 年中クラスの時間割りは次の通り。

前半クラス5:45~7:05。

後半クラス7:25~8:45。

 

2. 図書と休み時間の割り当ては次の通り。

 

クラス

休み時間

図書

年長

7:20~7:35

6:00~6:10

1

7:20~7:35

7:45~7:55

1

7:20~7:35

6:30~6:40

2

7:20~7:35

6:40~6:50

3

7:20~7:35

7:35~7:45

3

7:20~7:35

6:50~7:00

4

7:00~7:20

(図書時間を含む)

(休み時間内)

5

7:00~7:20

(図書時間を含む)

(休み時間内)

6

7:00~7:20

(図書時間を含む)

(休み時間内)

中学

7:00~7:20

(図書時間を含む)

(休み時間内)

 

3.年間行事

 

4月

一学期始業式/入学式

クラス面談

5月

前期の教案計画提出

ピクニック/運動会

6月

夏休みの宿題準備

最終日、成績表と夏休みの宿題を渡す/クラスパーティ

8月

サマーキャンプ

9月

二学期、夏休みの宿題回収・添削

学芸会準備開始

10月

クラス文集完成

学芸会シナリオ完成

11月

後期教案計画提出

舞台稽古開始

25日学芸会

12月

個人面談

最終日、成績表と冬休みの宿題を渡す/クラスパーティ

1月

三学期、冬休みの宿題回収・添削

弁論大会準備・作品集準備

書き初め

2月

参観日

3月

弁論大会

体験入学、入園

作品集完成

最終日、成績表とプレゼントを渡す/

クラスパーティ/終了式

 

校長 常田いち子

 

<国際作文コンテストのお知らせ>

「国際ユース作文コンテスト」への投稿募集

 国連の「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化の10年」を受けて、(財)五井平和財団は今年度の国際ユース作文コンテストの作品を募集しています。参加してみませんか。

 

テーマ

子どもの部:

「いろいろな国の人々と仲良く暮らすには」

 

 

若者の部:

「グローバル化社会における共生へ向けて~寛容と多様性の促進~」

 

応募資格

子どもの部:

小学生・中学生

 

 

若者の部:

高校1年生から25才まで

応募規定

1.

日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語のいずれかで応募。

 

 

2.

字数制限

 

子どもの部:

日本語の場合1600字以内、外国語の場合800語以内

 

 

若者の部:

日本語の場合2000字以内、外国語の場合1000語以内

 

応募方法

郵送またはEメール

 

応募締切

2006年6月30日(金)必着

 

各賞

文部科学大臣奨励賞 各部門1点(賞状と副賞10万円)他。授賞式出席の

ため航空券が提供されます。

 

発表

2006年11月上旬

 

興味のある方は常田までご連絡ください。

校長 常田いち子

 

<役員会より>     

IDカードの導入

今年度より、名札(IDカード)の導入を検討しています。学校の運営上、安全性の確保は最優先課題です。 中国や東南アジアでは、日本人学校や補習校をターゲットにした事件も起きています。エドモントンは比較的治安がよいため、これまで、あまり心配してこなかった点ですが、オリバー・スクールで起きたような事件が、補習校内で発生するのを未然に防ぐためにも、何らかの対策を講じたいと思います。補習校の規則では、補習校の保護者以外の人を校舎内に入れてはいけないことになっています。しかし、誰が誰の保護者なのか分からないため、この規則は形骸化していました。 これからは、「名札(IDカード)を持っていない人は校舎内に入れない」などの具体的でハッキリした対応を取ることにより、補習校の安全性を確保する努力をしたいと思います。この件に関する具体的なルール作りに関しては、5月の役員会で話し合う予定ですが、子供用、保護者用、教員用に色分けしたものを用意す

る予定です。 子供用のものに関しては、名札にバーコードを入れることにより、図書業務のスピード・アップも図りたいと思います。担当役員は大沢さん、清水さん、阿部さんです。

後援会会長 大場 真人

                            

<勉強会のお知らせ>

「バイリンガル教育の達人」勉強会

 今年度より、各学期に1回くらいの頻度で、補習校の保護者を対象にした勉強会をスタッフ・ルームで開催したいと考えています。それぞれの置かれている状況やゴールは様々ですが、プレイ・スクールを含め補習校に子供を連れて来ている保護者の共通の願いは、子供をバイリンガルに育てる」ことです。しかし、バイリンガルは自然に育つものではありません。子供を本当のバイリンガルに育てるためには、家庭での真剣な努力が求められます。100%成功するわけではありません。バイリンガルになるどころか、セミリンガル(二つの言語のどちらも十分に使えない)になってしまうこともあります。そこで、バイリンガル教育の理論と実践を学ぶための勉強会を、補習校で定期的に開催したいと考えています。担当役員は小林さんと阿部さんです。 

 早速、第一回目の勉強会を、下記の予定で行います。日本語教育アドバイザーとして国際交流基金からの出向でアルバータ教育省で働いておられる、宇田川洋子先生を講師にお招きします。特に、将来の補習校の柱となる、プレイ・スクールの若いお母さん方にたくさん参加していただきたいと考えています。お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。費用はもちろん無料です。

 

 日時: 512日(金) 6:157:30

 場所: スタッフルーム

 

講師の先生のご都合もあります。時間厳守でお願いいたします。

 

講演後、先生を囲んで茶話会を予定しています。参加なさる方は、何か一品、お持ち寄り下さい。

 

<サマーキャンプ委員より>

日本語サマーキャンプ教師、アシスタント募集!

 日本語学校初のサマーキャンプで、教師又はアシスタントをしてくださる方々を募集しています。サマーキャンプは8月14日(月)から17日(木)までの四日間、午前9時から午後2時までです。興味がおありの方は常田先生までご連絡ください。締め切りは5月5日です。

サマーキャンプ委員 フェドロー美恵子

 

<卒業写真販売のお知らせ>

 退職なさる先生方の記念品用に撮影した写真(卒業写真?終業式写真?)ができました。希望者はマクレーンまで申し込んでください。料金は以下の通りです。
 5x7   $10
 8x10  $15
 11x14 $40

事務長 マクレーン 由美子

 

 

 

<休憩時間の注意>     

 日が長くなり休み時間に子供たちが外で遊べるようになりました。外から帰るときには靴の中の砂を玄関先にてはらってから校舎に入るようにして下さい。出来る限り校舎内を汚さないように心がけましょう。当番の人は玄関にて子供たちの監視に立つようになっていますので以上の点に気をつけてください。

後援会会長 大場 真人

 

<ニュースレターの英訳について>

 スクールニュースの英訳は一時的に中断して様子を見ることに致しました。もし、強い要望がある場合、ニュース・レターの英訳を考慮したいと思います。役員までお知らせ下さい。

後援会会長 大場 真人

 

 

<5月の当番>    

5月 5日

ジャクソン、星

5月12日

金、ミジャリ(Midgley

5月19日

開出、エイプデイル(Apedail

5月26日

阿倍、ザサダ(Zasada

6月 2日

フランキウィズ(Frankiewicz)、

ヒューストン(Houston

6月 9日

川本、井戸賀

6月16日

伊藤、ザバルスカ(Zavarska

6月23日

滝田、チ(Qi

 

当番の変更がありましたら、お早めにマクレーンまでお知らせ下さい(437-1351)

 

 

 

スクールニュース校正 大沢 誠

編集 小林 麗