コミュニティスクールニュース
2006年6月号
<会長からのメッセージ>
先日、実施しましたアンケートに回答いただき、ありがとうございました。 アンケート結果の詳細は、今月のスクール・ニュースに添付しましたが、基本的に、現在の補習校のあり方に満足されている方がほとんどであるという印象を受けました。調査結果を分析して、私が非常に興味深く思ったのは、「補習校への期待」に関して、小さいお子さんをお持ちの方が「日本語だけでなく日本文化なども学ばせたい」と考えておられるのに対し、お子さんの学年が高くなるに連れ「日本語の勉強だけで十分である」と考えておられる方が多くなるという傾向が見られたことです。今回のアンケート結果は、これからの補習校運営に反映させていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。それでは皆さん、2学期開始日の9月8日まで、楽しい夏休みをお過ごしください。
後援会会長 大場 真人
<校長からのメッセージ>
6月に入ってから雨の日が続いていましたが、運動会当日は見事に晴れ上がって、絶好の日和となりました。たくさんの生徒・保護者が集まって、かけっこ競争、ゲームなどに汗を流しました。日系人会の方々の阿波踊りにも誘っていただき、よい経験となりました。学校関係者はもちろん、日系人会の方々とも親睦を図ることができて、楽しい一日だったと思います。
現在私達の学校はセコード校を借りています。しかしながら、先日セコード校から「3,5,6年生の教室を9月から昼のクラスも使う」と通知がありました。これに伴い、教材備品などを図書室に移動しなければなりませんでした。そのため図書室が混雑してきています。また、近い将来学校移転の可能性も出てきました。少々不自由な状態が続くかもしれませんが、皆で力を合わせて対処していきましょう。
さて、一学期も終わり、もうすぐ夏休みです。この休みを日本で過ごしたり、遠くへ長期旅行をする生徒もいるようです。また、エドモントンで、ヘリテージフェスティバルのボランティアをしたり、学校のサマーキャンプに参加する生徒もいます。きっと子どもたちはそれぞれに楽しみにしていることでしょう。
各クラスの先生方は、生徒たちが一学期に学んだことを忘れないように、宿題を用意してくださいました。復習が中心になっていますが、漢字練習も含め、毎日少しずつこなして欲しいと思います。特にご家庭で取り組んで欲しいことは、できるだけたくさんの日本語の本を読むことです。本人が自分で読むことはもちろんですが、本の読み聞かせもしてあげてください。特に小さい子どもは、本の読み聞かせによって、日本語のリズムや語彙を身に付けていきます。日本語のテレビやビデオ、DVDなどを見ることもお勧めします。これには学校のビデオを活用してください。TVジャパンにもおもしろい子ども番組がいくつかあるようです。また、子どもたちに日本語を話す機会をたくさん作ってあげてください。お互いに声をかけ合ってピクニックをしたり、一緒に博物館へ行ってみるのも良いのではないでしょうか。
夏休み中に様々な体験をして、一回りたくましくなった生徒の顔を見るのを楽しみにしております。どうか楽しく、充実した夏休みをお過ごしください。
校長 常田いち子
<役員会より>
1.講師募集
9月から講師をしてくださる方を募集しています。 これから休暇のシーズンになりますので、面接は8月の中旬に行います。興味のある方、あるいは興味のありそうな方をご存知の方は、大場までご連絡下さい。
電話: 430-0226
Eメール: moba@telus.net
2.学校移転問題
現在、校舎を借りているリチャード・セコード校側から、2007年の9月までに別の学校に移転してほしいという要請を受けました。これは、セコード校が新しいプログラムを導入することに伴い、空き教室がなくなるからです。移転までに一年の猶予期間がありますが、役員会では、金曜日の夜に校舎をレンタルできる学校を探し始めています。基本的には、金曜日の午後5時半から9時までのレンタル契約ですが、図書室は金曜日の夜だけ借りるというわけにはいかないため、条件にあう学校がなかなか見つかりません。私たちの学校にとって、図書室は大きな財産です。そこで、次のようなオプションも真剣に考えています。
1.図書室用のスペースを学校外に確保する
図書室のスペースを学校外に確保できれば、校舎探しが非常に楽になります。
レンタル料の出費を補うため、会費が大幅に値上がりします。
図書室へ本を借りに行くのが、多少面倒になります。
2.移動図書館を作る
普段、バスを駐車しておくスペースが必要です。
初期投資と維持費を確保するために、会費が大幅に値上がりします。
こういったオプションも考慮しているとはいえ、校舎内に図書室のスペースが持てる学校を借りることができれば、それがベストです。そこで、皆さんのご協力をお願いしたいと思います。探しているのは、次の条件を充たす校舎を持っている学校です。
1. 図書室用に借りられるスペースがある
2. 金曜日の午後5時半から9時まで、10-12クラスの授業を行えるスペースがある
授業を行うスペースは、必ずしも教室である必要はありません。現在も、会議室やセコード校の図書室など、教室でない部分を利用して授業を行っています。
カストディアンなどの勤務スケジュールをチェックする必要もあります。
もし“補習校の誘致”に成功すれば、自宅の近く、歩いて通える場所に補習校が移転してくるかもしれませんが、他の人が成功すれば補習校が遠くになります。 新たに借りる学校が、シャーウッド・パークになっても、ウエスト・エドモントンになっても、「恨みっこなし」ということにしましょう。上記の二つの条件を充たす情報があれば、役員までご連絡下さい。
後援会会長 大場 真人
<運動会の報告>
連日の雨で心配されていた運動会は、さわやかな風と気持ちの良い日差しに恵まれ、無事に終えることができました。ピクニック&運動会に参加されたEJCAの方々、日本語学校の生徒、先生、御父兄のみなさんは、ゲームやクイズなどを、楽しんでいただけたことと思います。また、当日の行事を御手伝いして下さったボランティアの方々、生徒、先生、ご父兄、そして運動会運営委員の皆様に、お礼申し上げます。
後援会役員一同
<子育て応援雑誌の配布のお知らせ>
トロントで発行されている子育て応援雑誌mamma magazineが、9月から補習校に配送されることになりました。サンプルが図書室にありますので、どうぞご自由にお持ちください。
元田 幸子
(編集追記:雑誌は元田さんのイラスト入りです!)
<父母のコーナー>
今月より、父母の皆さまよりエドモントン近郊のお勧めスポットを紹介していただくコーナーができました。料理もおいしいし子供連れにもフレンドリーなレストラン、大人も子供も楽しめる娯楽施設、木陰も遊具も多い公園など、きっとどなたも、お気に入りのスポットを持っていらっしゃることと思います。それをこのコーナーで紹介していきます。第一弾は、年長組に娘さんのいらっしゃる阿部見香子さんからです。
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エドモントン近郊のお勧めスポット#1
エドモントンお勧めスポット第一号を書いてみようと試みましたが、「これだっ!」という場所が思いつかなかったので、私の住むシャーウッドパークのお勧めをいくつか挙げましょう。シャーウッドパークは子供がとても多く(なんと小学校が15校)、そのためか子供に優しい施設やイベントがたくさんあるので、皆さんも行く場所に困ったらチェックしてみて下さい。
Millennium Place
波のプール、25mプール、スケートリンク、スポーツジム、室内プレイグランド、ベビーシッタールーム(1時間$3.50位)など丸一日家族で楽しめる大型市民体育館です。1日パスで大人$6.50、子供$3.25です。
7月1日カナダデー
Broadmoor Lake Park(町の中心にある公園)で毎年行われるこのイベントは、まさに子供たちが喜ぶサイトが盛りだくさん。朝9時からの無料パンケーキブレックファーストから始まって、ペッティングズー、カヌーライド、ステージでのタレントショー、フェイスペイントなど色々。夜11時の花火も忘れずに。
イチゴ狩り:Park Berry Fields
7月の3週目位が旬で、まずバケツを受付で受け取り、田舎気分を味わいながらトラクターに10人くらい乗ってイチゴ畑に連れて行ってくれて欲しいだけ摘むというイチゴ狩り。去年何人かの日本語学校の友達と行って、子供はもちろん大人まで喜んでいました。そのイチゴのおいしいこと。やっぱりもぎたてにはかなわない。http://www.parkberryfields.com/
ぜひぜひこの夏まだ行ったことのない方はお出かけしてみては?楽しい思い出になること間違いなし!もしこの3つに関してご質問等ありましたら、阿部までどうぞ。
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我が家のお勧めスポットをぜひ紹介したい!という方は、ニュースレター編集担当の小林までご連絡ください。また、私のほうから、お勧めスポットコーナーへの執筆をお願いすることがありましたら、ご協力ください。投稿の締切りは毎月第三金曜日です。
<デボニアン植物園日本祭への参加報告>
6月4日(日)にデボニアン植物園にある栗本ジャパニーズガーデンで日本祭が開かれました。主催者からの要請を受けて、補習校もボランティアを募って参加してきました。ヨーヨー売り、折り紙や竹馬の紹介などをし、コミュニティーの人達と楽しく交流を持つことができました。当日の様子を、元田さんが漫画にまとめてくださいました。
補習校は、来年も参加を予定しています。みなさん、奮ってご参加下さい。
<「おめでとう!」コーナーへの投稿のお願い>
次号より、補習校生徒ならびに会員の学校外での活躍や業績を紹介し、称えていく「おめでとう!コーナー」を設けたいと考えています。コンテストで入賞した、所属しているスポーツチームで著しい活躍を遂げた、などなど、いいニュースがありましたら、自薦・他薦どちらでも結構ですので、小林までお知らせ下さい。 |
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<ニュースレターについて>
ニュースレターへの記事の掲載をご希望の方は、担当の小林までご連絡下さい。投稿の締切りは毎月第三金曜日、発行は第四金曜日です。
また、スクールニュースの英訳は一時的に中断して様子を見ることに致しました。もし、強い要望がある場合、ニュース・レターの英訳を考慮したいと思います。役員までお知らせ下さい。
書記 小林 麗
<9月の始業日>
二学期の始業日は9月8日(金)です。
<9月の当番>
9/8(金) |
ラムジー、渡辺、増田 |
9/15(金) |
スワロー、ジョーンズ、マクレーン |
9/22(金) |
元田、フェドロー、キャンベル |
9/29(金) |
山本、守田、チ(Qi) |
当番の変更がありましたら、お早めにダンウォルドまでお知らせ下さい(437-3457)。
スクールニュース校正 大沢 誠
編集 小林 麗
2006年度 エドモントン補習校アンケート調査結果
質問1 子供の年齢(この質問のみ複数回答可)
一番下 一番上
1 プレイ・スクール 4 2
2 年中、年長 6 5
3 小学校低学年 17 14
4 小学校高学年 4 10
5 中学生 2 2
質問2 補習校に子供を通わせている一番の目的
1 子供が楽しんでいるから 8
2 日本語で家族と会話したい 7
3 子供の教養のため 7
4 子供にバイリンガルになって欲しい 5
5 日本への帰国を考えて 2
6 その他・意見なし・無回答 4
日本語を使う機会を子供に与える。
日本語を第一言語と考えているので、日本語を自在に使いこなせるような程度まで(文庫本を楽しめること)、日本語の能力をつけさせる一助として通わせている。
質問3 あなたにとって「バイリンガル」と言える語学力はどの程度ですか
1 二ヶ国語で、日常会話が出来る 5
2 二ヶ国語で、テレビ・映画が楽しめる 2
3 二ヶ国語で、読書が楽しめる 12
4 二ヶ国語で、高度な語学力の要求される仕事が出来る 12
5 その他・意見なし・無回答 2
一ヶ国語(母国語、第一言語)では、高度な運用能力があるべきですが、もう一言語(第二言語)では、小学校6年生から中学校一年生くらいの運用能力がつけば成功といえるのでないかと思います。
質問4 補習校への期待
1 特に期待はしていない。 子供が楽しめればいい 3
2 日本語の勉強だけで十分である 12
3 日本語の勉強に加え、日本の文化についても学んで欲しい 17
4 その他・意見なし・無回答 1
質問5 補習校での日本語教育に関しての期待
1 今の日本語力の維持 2
2 日本語で会話できる程度の日本語力が身につく程度でよいので、スパルタ教育は無用 2
3 日本の学校のカリキュラムに沿って小学校3年程度の日本語力が身につけばよい 2
4 日本の学校のカリキュラムに沿って小学校卒業程度の日本語力が身につけばよい 11
5 日本の学校のカリキュラムに沿って中学校卒業程度の日本語力が身につけばよい 12
6 その他・意見なし・無回答 4
日本の学校のカリキュラムに沿わなくて良いので、小卒業程度の日本語力が身についたら良い。
日本に帰国しても、学校にとけこめるだけの学年相当の国語力を維持して欲しい。 補習校ですべてを補うのは無理で、家庭での学習がむしろ大事なのではと分かっているのですが、英語力もおぼつかない、友達とも遊ばせたい・・・と、難しいです。
質問6 今の補習校の授業料(一月38ドル)をどう思うか(1-5の回答平均値:2.6)
1 安すぎる 3
2 やや安い 9
3 適当 19
4 やや高い 2
5 高すぎる 0
質問7 補習校の一月あたりの授業料として、どれくらい払っても良いと思いますか
(1-7の回答平均値:3.3)
1 無料 0
2 安ければ安いほどよい 4
3 現状のままでよい (38ドル) 17
4 50ドル以下 6
5 70ドル以下 3
6 100ドル以下 0
7 100ドル以上 0
8 その他・意見なし・無回答 3
質問8 補習校での教育に関して(1-4の回答平均値:1.2)
1 今の状態で満足している 25
2 教育の質をもう少し高めてほしい 4
3 教育の質を大幅に高めてほしい 0
4 教育の質を日本の学校程度まで高めてほしい 1
5 その他・意見なし・無回答 3
それぞれの個人レベルにあったクラス編成が出来ると良い。
質問9 補習校の今後の運営に関して
1 カジノ収入が足りなくなった時点で、授業料の値上げを検討すればよい 13
2 カジノ収入に頼り過ぎない補習校の運営を目指すべきだ 7
3 カジノ収入に全く頼らない補習校の運営を目指すべきだ 0
4 カジノ収入に頼らず、かつ授業料をアップする必要のない方法を模索すべきだ 5
5 その他・意見なし・無回答 8
カジノ収入が足りなくなった時点で、他のファンド・レイズィングの方法を検討すればよい。
質問10 補習校運営への協力(1-4の回答平均値:2.3)
1 後援会の役員になって、補習校のために積極的に活動したい 6
2 ボランティアとして、補習校のために積極的に活動したい 9
3 ボランティアとして、補習校のために必要最低限のことには協力したい 14
4 正直なところ、補習校の運営にはなるべくかかわりたくない 0
5 その他・意見なし・無回答 4
質問11 一クラスあたりの生徒数の上限は? (1-4の回答平均値:2.2)
1 5人以下にしたほうが良い 2
2 10人以下という現在の基準に満足している 21
3 15人までなら問題ない 2
4 15人以上でも構わない 3
5 その他・意見なし・無回答 5
予算の関係で、15人以上ということにしなければならないのであれば、父兄をボランティアとして毎回授業に参加させると良いと思います。 先生が全体指導をする時間をきちんと分けると良いと思います。 ボランティア指導者が指導目的、指導手順を理解できるように、教師の下準備が大変になりますが、父兄は日本語のエキスパート(?)ですから、お力を借りないのは、“資源の無駄”という感じがします。
先生の経験年数により対応する
先生が対応できるのであれば、15人以上でも構わない
個人差がありすぎる場合には5人以下。 粒ぞろいなら10人以上の方がグループ学習なども可能になってよい(活気が出る)
個人の状況を見ないとなんとも言えない。
質問12 クラス編成
1 授業料を低くするためには、一クラスあたりの生徒数が増えてもよい 7
2 授業料が多少高くなっても、一クラスあたりの生徒数は制限すべき 16
3 その他・意見なし・無回答 10
質問13 クラス内の日本語力に大きな差がある場合
1 生徒の日本語力に応じてクラス分けをしたほうがよい 19
2 生徒の日本語力に応じたクラス分けはしないほうがよい 7
3 その他・意見なし・無回答 7
日本語力に大きな差が出ないように、留年などを適宜使い分ければよい。
質問14 年齢と日本語力に大きな差がある生徒に関して
1 日本語力に応じてクラス分けしたほうがよい(現状どおり) 20
2 授業料が高くならない範囲で、年齢を考慮したプログラムを考えるべき 4
3 授業料が多少高くなっても、年齢を考慮したプログラムを考えるべき 3
4 授業料が大幅に高くなっても、年齢を考慮したプログラムを考えるべき 1
5 その他・意見なし・無回答 5
質問15 中学生のカリキュラムについて
1 なるべく日本の中学校のカリキュラムに沿った授業をすべきだ 14
2 日本の教科書は使わず、小卒程度の日本語力を維持が目的でよい 4
3 その他・意見なし・無回答 15
速度は日本のカリキュラムにあまり拘らなくても良いと思うが、中学のレベルで進めるべき
教材、指導案がよければ、日本の教科書を使わないほうが良い
生徒の国語力にもよるが、せっかくなので将来、日本語をスキルの一つとして就職することも考えて、伸ばせるだけ伸ばしたほうがよい。
二つのクラスに分けるのが予算上無理なのであれば、父兄ボランティアを有効に使って、一クラス内で二つのグループに分かれて指導を受ける時間を作るなどしたら良いと思います。
個人差があるので、状況によると思う
質問16 教材費の負担に関して(1-3の回答平均値:1.6)
一学期あたり20-30ドル相当の副教材を、現在、補習校では無料配布しています
1 保護者が負担しても良い 11
2 保護者が負担することに反対だが、決定されれば協力する 12
3 保護者が負担することには、絶対反対 1
4 その他・意見なし・無回答 9
以前のように宿題に副教材のコピーを入れるか、オリジナルの欲しい人は購入するという方法もある
保護者が負担することによって浮いてくる予算の使い道による
質問17 補習校の現在の授業時間(週3時間)をどう思いますか(1-5の回答平均値:2.8)
1 短すぎる 2
2 やや短い 3
3 適当である 26
4 やや長い 1
5 長すぎる 0
質問18 補習校を土曜日に行い、授業時間を2倍に増やすことをどう思いますか
(1-4の回答平均値:3.3)
参考: 北米のほとんどの補習校は、土曜日を丸一日使って授業をしています
授業時間を増やせば、日本語そのものの勉強に加え、日本語を使った勉強も出来ます
(例 算数、社会、総合、日本文化、その他)
1 賛成 3
2 どちらかと言えば賛成 2
3 基本的には反対だが、決定されれば協力する 6
4 絶対反対 16
5 その他・意見なし・無回答 5
土曜日にゆっくり腰をおちつけて勉強できるメリット、土曜日が一日あいていて地域活動などに参加できるメリット、どちらも捨てがたいものがあります。 ただ、日本語そのものの勉強だけでなく、日本語を使った勉強、例えば社会(特に歴史など)が学べるのは大変有意義だと思います。 やや高学年になった時点で、国語に2時間、社会に1時間と分けたり、中学部で時間を延長したり、選択できるシステムにしたりして、金曜の夜の授業のままで、科目を増やすことは出来ないだろうか、と考えてみました。
質問19 週二日、一回3時間の授業をし、授業時間を2倍に増やすことをどう思いますか
(1-4の回答平均値:3.1)
授業時間を増やせば、日本語そのものの勉強に加え、日本語を使った勉強も出来ます
(例 算数、社会、総合、日本文化、その他)
1 賛成 3
2 どちらかと言えば賛成 5
3 基本的には反対だが、決定されれば協力する 9
4 絶対反対 14
5 その他・意見なし・無回答 1
質問20 補習校専用の学校校舎を建設することをどう思いますか
(1-5の回答平均値:2.9)
現在のレンタル校舎のシステムでは、数年に一度は引っ越しするなど、いろいろと不自由が見られます
1 金銭的な負担がかなり増えても賛成 1
2 金銭的な負担が多少増えても賛成 10
3 金銭的な負担が増えない限り賛成 14
4 基本的に反対 5
5 絶対反対 2
6 その他・意見なし・無回答 1
質問21 現在のリチャード校から移転しなければならない場合、新しい学校校舎に関する希望
(1-3の回答平均値:2.5)
1 小学校の校舎を探すべきだ 4
2 学校であれば、中学校や高校の校舎でも構わない 7
3 学校以外の施設を利用しても構わない 19
4 その他・意見なし・無回答 3
学年ごと、図書、事務、体育館、休憩室など、十分な部屋数がある、独自の建物を借りられたら、理想的だと思います。
質問22 将来、補習校の生徒数が増え、教室が足りなくなった場合に取るべき対応について 1
1 一クラスあたりの人数を多くして対応したほうがよい 18
2 一クラスあたりの人数を多くするべきではない 10
3 その他・意見なし・無回答 5
能力別にして、クラス数は増やさずにできないだろうか
質問23 将来、補習校の生徒数が増え、教室が足りなくなった場合にとるべき対応について 2
(1-4の回答平均値:2.6)
小学2年生までは金曜日、小学3年生以上は木曜日に授業を行うという案に関して
1 賛成 8
2 どちらかと言えば賛成 4
3 基本的には反対だが、決定されれば協力する 12
4 絶対反対 7
5 その他・意見なし・無回答 2
質問24 将来、補習校の生徒数が増え、教室が足りなくなった場合にとるべき対応について 3
(1-4の回答平均値:3.0)
午前と午後に分けて、土曜日に授業を行うという案に関して
1 賛成 4
2 どちらかと言えば賛成 5
3 基本的には反対だが、決定されれば協力する 9
4 絶対反対 14
5 その他・意見なし・無回答 1
質問25 将来、補習校の生徒数が増え、教室が足りなくなった場合にとるべき対応について 4
(1-4の回答平均値:3.5)
どの学年も授業時間を1時間半に短縮して、金曜日の夜だけで教室を2回使うという案に関して
1 賛成 0
2 どちらかと言えば賛成 3
3 基本的には反対だが、決定されれば協力する 8
4 絶対反対 19
5 その他・意見なし・無回答 3
質問26 その他、補習校に対する要望・希望がありましたら、ご自由にお書き下さい
ほとんどが国際結婚になっていることもあって、多くの家庭の日常会話は英語になっていることが考えられる中、それと帰国子女がほとんどいない状況を考えても、あまり日本のカリキュラムにこだわる必要はないと思う。 国語が得意な子もいれば、算数や社会が得意な子もいる。 いろいろな要素を取り入れながら、その学年に必要な語学力が取得できれば、子供も楽しく、バラエティーに富んだ時間が過ごせるのではないか。
校舎移転でいつも悩むより、EJCAを使用なり、プレハブをレンタルするなど、落ち着いた勉強が望ましい。 売り物件を購入し(学校に限らず)、改造するとか、いろいろアイデアはあるはず。
日本語を話せることに、日本語の勉強をしていることに、子ども自身が自信を持てるような学校になって欲しい。
トロントの補習校に約一年通わせていましたが、そちらでは土曜日9時から3時の授業でした。 文化祭、運動会、秋祭り、などの行事もあり、また算数や生活科なども補ってくれるので、いずれ日本に戻ることを考えると、安心できる内容ではありました。 が、逆にせっかくカナダにいるのに、土曜がほとんど丸一日補習校で終わってしまい、もったいないという思いもありました。 親の教育方針にもよると思うのですが、私の意見では、こちらの補習校の在り方で十分満足しております。 日本語だけを重点的に3時間教えていただいて、日本文化などの教育は、今回のサマーキャンプのような試み、土日を使った遠足などを増やしていくことで、検討されればいかがでしょうか。
他の補習校と比較することも必要だが、エドモントン30年の経験も大切にして欲しい。 エドモントン方式も悪くないですよ。
エドモントン在住年数も、質問項目に加えたら良かったと思います。
基本的に、日本語学校の授業時間を増やす案に反対です。 なぜなら、子供が低学年のうちは、なんとか対応できると思いますが、子供が成長していくにつれ、現地校の学習も大変になり、その他にも、子供のアクティビティーなどもあります。 これ以上、日本語学校のウエイトが大きくなると、もちろん子供にも負担が大きくなり、両立できなくなると思うのです。 日本語学校に通ってきている子供の中で、毎年日本に帰れる子供、ご両親が日本語しか話さない家庭のお子さんは、この補習校のカリキュラムもこなせていけるのです。 しかし、国際結婚していて、片親しか日本語を話さない家庭のお子さんは、かなり大変だと思うのです。 今、エドモントンの補習校をみてみると、この国際結婚の子供たちが大半を占めています。 日本語学校が補習校として存続していくには、日本のカリキュラムを使用しなければならないのでしょうが、それが大半の生徒の親が望んでいるのでしょうか? 補習校の教育レベルを高めて、大都市の補習校のようにしたいのが、大半の人の望んでいることでしょうか。 やはり、みんなが納得してエドモントン補習校のやり方で、学校運営をしていくべきです。 たとえ、役員会が決定したことでも、皆さんが納得するような形で進めていくべきです。 役員会の決定に反対し、やめていく人が出てくるような補習校にならないことを強く望んでいます。
国際部などの帰国を前提としない生徒が大半のエドモントン校のニーズにあった方向を、真剣に早急に考えて欲しい。 国語以外の教科の導入には反対である。 国語、もしくは第二言語としての日本語(国際部)などに集中して、質を高めて欲しい(塾ではないので)。 もし導入するのであれば、社会であろうが、そうなるときちんとした先生にやってもらいたい。
役員になったとき、どうして授業料の値上げをしないのか疑問に思いました。 でも役員をやっているうちに、たくさんの献身的な父兄・先生と接していくうちに、この学校の持っているものは、本当に美しいなと感じるようになりました。 日本語学校の生徒が毎年増える傾向にある今、運営・経営を見直しする時に来ているのだと思います。 でも、お金ではまかなえない先生・父兄の献身的な精神が引き継がれるような今後の決定を期待します。
学芸会と弁論大会って、どうしてもしないといけないんでしょうか。 特に学芸会なんて授業時間をずいぶん取られているように思われますが。