<会長からのメッセージ>
2005年度後援会年次総会が4月8日に開かれました。新役員は以下のとおり決定しましたので改めてここにお知らせします。
会長 大沢 誠
副会長 大場 真人
第二副会長 金 達也
会計 松本 苑子
書記 フェドロー 美恵子
評議員 ヒル 厚子、メーガン ジョーンズ、
元田 幸子
総会での資料/決議事項は掲示板に掲示します。
図書係は清水 理予子さん、事務係には、ダンウオルド 節子さんが引き続き務めて下さいます。 また今年のヘリテージ フェスティバルの代表は引き続きスコットさんが務めてくださいます。ご協力お願いいたします。 スクールニュースの英訳は、マクレーンさん御夫妻のご好意により続行の予定です。
旧役員の皆様、ご苦労さまでした。 マクレーン 由美子さんは、会計を2年間つとめさらに運動会などの各種行事で力を発揮して下さいました。 清水 聡さんは、評議委員として、運動会、学芸会等でリーダーシップを発揮して下さいました。谷 エレインさん、孟 寧さんは評議委員として学校運営に携わって下さいました。 皆様の御協力に感謝いたします。
昨年の学年代表の皆様ご苦労様でした。今年度の代表を変更の場合は学年で話し合って役員会にご連絡ください。
さて、本年度の会長としてのゴールですが、Ò全員参加の学校運営Ó
とします。
後援会会長 大沢 誠
<校長からのメッセージ>
エドモントンは急に暖かくなりました。芝生が緑になり春の花が咲くのももうすぐでしょう。
学校では4月8日に入園式・入学式を行い、新学期が始まりました。今年は年中、年長1、年長2、小学1年、小学2年、小学3年、小学4年、小学5年、中学1年、中学2年、中学3年の10学級で52名の生徒が登録しました。新しい教科書も日本から頂き、皆で元気に勉強を始めました。
保護者の皆様と教師とご一緒に生徒の学習を助けてまいりましょう。4月の末から5月にかけて、各学級とも懇談会をします。先生は1年間の指導の方針や宿題などについてお話しますが、質問などがありましたら是非聞いて下さい。1年の良い出発の為、有意義な懇談会にしたいと思います。
今年は新しく漢字の練習プログラムが始まりました。このプログラムでは3種類の活動をします。
1.
教科書の進度に合わせて「あかねこ漢字スキル」を使います。去年まで使っていた「漢字ドリル」に代わるものです。学校で生徒に一冊ずつ配ります。先生の指導のもとに宿題の一部として勉強します。
2.
「書き順プリント」の1、2、3年用と4、5、6年用の2冊を使います。これは保護者の指導によってご家庭で丁寧に書き順を勉強する為のものです。生徒の進度に合わせて進めてください。
3.
「漢字の達人になるぞ!」教師会で生徒の力に合わせて開発したプログラムです。漢字の「読み」にチャレンジし、生徒が意欲を持ってこれまでに習った漢字を復習し、語彙を増やすことを狙いにしています。小学1年の漢字から始めて、自分の学年にくるまで合格点80点を取れるまで繰り返して自分のペースで進みます。長倉先生、大場先生、常田先生が中心になって作ったプログラムです。先生方有難うございました。
校長 大木 早苗
<役員より>
<図書より>
4月22日にいよいよ図書のコンピュータ化が実現し
本の貸し出し返却手順
ました。このバーコード化に当たり春休み中、ラベル貼りを、大勢の方々にご協力いただきました。大木校長先生をはじめ、常田先生、大場先生、山田先生、片山さん、ヒルさん、ダンウォルドさん、開出さん、金さん、マクレーンさん、大沢さん、石田さん、林さん、大堀さん、渡辺さん、スタインさん、松本さん、ラムジーさん、菊地さん、近藤さん、ブリットニーさん本当にありがとうございました。まだまだなれないことなので不手際なこともあると思いますがご協力よろしくお願いします。
本を返す時・・・返却箱に本を入れる(返却された本は返却手続きが済むまで再度借りることが出来ません。)
本を借りる時・・・借りる本はコンピューターデスクのところに持っていき、名前と学年を告げバーコードを図書係りに見せる。図書係りがスキャンして、コンピューター画面に名前と借りた本の題名が出て手続きは終了。
大人の本は今まで通り、各自責任を持って直接本棚からとって本棚へ返済してください。
図書の時間は6時から8時までです。
当番の方は8時以降に返済の記録がすんでから本を書庫に返却するのをお手伝いください。
図書のシステムのメニューをニュースレターの最後に載せました。今はこれだけの機能が使えるようになっています。順次必要な機能を足したり具合の悪いところを直したりしていきます。図書にいらしたらご覧になってください。
図書係 清水理予子
<海外子女教育への投稿募集>
月刊『海外子女教育』では、特集記事の中で掲載す
る <投稿文>を
現在財団ホームページ上で募集しています。内容は、世界各地にある博物館についての紹介文(600字程度)で、小学生から大人までを対象としています。詳しくは、http://www.joes.or.jp/ (海外子女教育振興財団ホームページ)をご覧下さい。***********************************************
海外子女教育振興財団
月刊『海外子女教育』編集部
TEL +81-3-4330-1350(平日9時30分―17時30分)
FAX +81-3-4330-1355
E-mail kikanshi@joes.or.jp
<一学期のスケジュール>
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*課外授業の日程は変更の可能性あり。
<5月・6月の当番>
4月29日 フェドロー、フランキヴィズ
5月 6日 大沢、大堀
5月13日 伊藤、スタイン
5月20日 松本、渡辺
<日本語サマーキャンプ>
4月8日の総会で取り上げられたサマーキャンプの企画委員会を発足します。順調であれば、この夏にも生徒のニーズにあった楽しいキャンプが運営できるかもしれません。このようなプロジェクトに興味又は、経験がおありの方は是非、役員までご連絡下さい。
役員会代表 フェドロー 美恵子
<日本語学校でこんにちは>
いよいよ最終回です。今月は会議中の先生方をお邪魔しました。
Q1 それでは、校長先生に先生方のお仕事を簡単に説明していただけますか?
P そうですね。主に授業の用意、宿題の用意、3時間の授業、そして宿題のチェックがサイクルです。毎週の授業計画は月ごとの月案に基づいて立てますし、学期ごとのプラン、1年の年間プランと準備しておきます。年間のプログラムの用意は大抵3月か4月にします。あと、運動会、学芸会、弁論大会、作品集作成などの行事にも出来るだけ参加します。それから、子供達の相談、時には親睦会などもあります。何か、抜かしたかも?(笑)
Q2 教えていらして、楽しいなと感じる時はどんな時ですか。
T1 用意したことがうまくいった時はとても楽しいです。新しいことを生徒が学んだなと感じた時はすごく嬉しくてやりがいがある。
T2 例えば教科書に夏目漱石の「坊ちゃん」が少し載ってるんですけど、それを読んで「あっ、面白い。もっと続けて読んでみたい」と言ってくれた時。あと、高学年の生徒さんが日本に行ってきて、色々誇らしげに報告しに来てくれる時も嬉しいですね。
T3 宿題などを子どもがお母さんと一緒に心をこめて、きれいに丁寧にやってくれた時が嬉しいです。それから、子どもが家であったことを日本語でよく話してくれる時も嬉しい。
T4 ただ計画にそって進む授業はあまり感動がないんですが、うまく進んで尚且つ子ども達がすっごく楽しんでくれて、それが家庭で親御さんにも伝わり、「子どもが楽しんでました。ありがとうございました。」って報告して下さるその時が一番嬉しいです。自分の計画したことが実になったんだなと。その達成感が「次はこんなことをしてあげたいな」という励みになります。
Q3 逆に むずかしいなと思う時は?
T3 例えば漢字の書き順などを学校で何回も教えて、お母さんにもちょっと注意を促すんですけど、次の授業ではまたそのままの状態の時ががっかりです。もう少しお母さんにも関心を持っていただきたいですね。
T4 導入部分で興味をもたせようとして、話しかけだとか語りかけだとか準備しても子どもたちが全然のってこない時があるのでむずかしいなと思います。
T5 宿題を出しても「もう分かってるから」と答えを書いてくれない時があるんですが、あれは困ります。聞くと確かに分かっているようなんですけど、何も書いてくれなかったら困りますね。
T1 教科書の内容が日本に住んでいる子どもが対象ですので、こちらの子どもたちには難しい時があるんです。特にアクテイビテイーが。時に抜かさなければならないものもあるので。
Q4 最近の生徒の傾向は?
T5 最近の子は元気ですね。自分の思うことをはっきり言葉と態度で表してくれます。元々こちらの子はそういう傾向が強いんですが、今の子は本当にそうですね。教師としては生徒の気持ちや授業の理解度がよく分かるので助かります。反対に、昔は絶対になかったんですが、例えば、「黒板に書いたところをノートに書いてください。」、「本を読んでください。」と言っても「いやだ。」って返事をして、すぐやってくれないことがありますね。「いやでも読んでくれる?」って言ってるんですけどね。
T3 生徒自身は昔と今とでそんなに変わってないと思います。ただ、その年々によって違うことはあるなと思います。「去年の生徒と今年の生徒は全然違う」とかね。家庭環境が左右してるんじゃないかな。
Q5 先生方の立場から、今日本語学校が直面している問題があれば教えていただけますか。
T1 最近家庭で日本語をあまりしゃべらない生徒さんが増えているので基本的な日本語の授業についてこれない生徒がいますね。それが難しいです。
T6 学習の目的が色々違ってきているようですね。親御さんの目的も違うし、子どもがもっている目的も違う。よく分からないで来ている子もいる。親御さんにしても「何となく」という感じで目標が明確でなかったり、個人によって全然違っていたりと、多様になっていることが大変ですね。
Q6 それでは最後に今後の抱負は?
T7 クラスの中で生徒のレベルがかなり違うので、前年の教材の引継ぎなどはするんですけど、全体的なレベルも違ってきているんです。出来るだけ早い時期にそれを把握して、クラスとそれぞれの子ども達にあった教材を作っていきたいと思います。それから、みんなが参加できるような活動、日本語があまり上手じゃない子とか差がありますけど、みんなが参加してみんなが発言できるようなクラスにしていきたいです。こちらが一方的に教えるだけじゃなくて、向こうからも発表してもらえるような。それも、ただしゃべるだけじゃなくてきちんとした、フォーマルな発表をしていけるような形の授業にしたいですね。
ありがとうございました。
Å