指導目標(各学年の達成目標)

 

[  幼稚科年中組 ]

 

1・聞くこと・話すこと

1)相手の話を聞いて理解し、指示通りに行動できる。

2)自分の気持ちや身の回りの出来事を表現できる。

 例*「お父さんと公園で遊びました。楽しかった。また行きたいです。」

   物の名称、色や形の名称が言える。

   物事の好き嫌いが言える。

2・読むこと

1)ひらがなを認識し、それぞれの文字が読める。

3・書くこと

1)自分の名前が正しく書ける。

2)ひらがなを正しい書き順で写し書きすることができる。

 

 

[  幼稚科年長組  ]

1・聞くこと・話すこと

1)相手の話を聞いて理解することができる。

2)自分の考えや事象を日本語で表現し、相手に伝えることができる。

 

(例)※ぼくは積み木で遊びたいけど、積み木が少ししかないのでつまらない。もっとたくさんあるといいなあ。

※・・・ちゃんは病気でお休みなの、かわいそうね。

※数字(1~10)や色の名前が日本語で言える。

※昨日・今日・明日の使い分けができる。

 

2・読むこと

1)ひらがなに興味・関心を持ち、物の名前や短い文章が読める。

()※あひる・みかん・りんご・かに・さかな・しゃしん

  ※いすにすわる・とをあける・ごはんをたべる

 

3・書くこと

1)50音節の正しい書き順を身に付ける。

2)自分の名前が正しく書ける。

 

 

 

[ 1年生 ]

 

1・聞くこと

1)  1年生の授業で使われる日本語が支障なく聞ける能力を備えていること。

2)  1年生程度の一般常識的な事柄の受け答えができる。

 

イ 教科書外から1年生程度の話しを選んで聞かせ、その内容につい

  ての質問(だれが・いつ・どこで・なにをどうしたなど)を口頭

  で答えることができる。

ロ 授業中、「右手を挙げましょう」「黒板のところまで出てきなさ

  い」などの動作を伴う質問を聞いてその行動ができる。

 

2・読むこと

1)  教科書の文章を、ゆっくりでよいが、音読できる。

2)  1年生程度の約半ページ位のお話が音読できる。

3)  教科書(上)に出てくる26字(110も含む)の漢字が全部読め、(下)の54字の漢字が60パーセント以上読める。

 

 

3・書くこと

1)  教科書の中の文章(長音―伸ばす音・促音―つまる音・濁音―が・ぎ・ぐなどの音・拗音―きゃ・しゅなどが含まれている)を聞いて、書き取りが60パーセント以上できる。

 

4・その他

    単元テストが60パーセント以上できていること。

 

 

[ 2年生 ]

 

1・聞くこと・話すこと

  1)2年生の授業で使われる日本語が支障なく聞ける能力を備えていること。

  2)2千字程度の物語を読んで聞かせ、その内容のあらましをつかんで発表す

    ることができる。

 

2・読むこと

1)  教科書の文章が正しく音読できる。

 (カタカナ・長音―伸ばす音・促音―つまる音なども読む)

2)  800字くらいの文章(2年生に習った漢字・カタカナの入っているもの)を、句読点・間の取り方に気をつけて音読できる。

3)  1年生の漢字が全部読め、2年生で習った漢字が60パーセント以上読める。

3・書くこと

1.     自分の思ったこと・感じたこと・伝えたいことを200字位の原稿用紙に書くことが出来る。(習った漢字・カタカナが使える)

2.     漢字・・・1年生の漢字がほとんど書け、2年生の漢字が50パーセント位書ける。

4・その他

単元テストが60パーセント以上出来ること。

 

 

[ 3年生 ]

 

1・聞くこと・話すこと

1)    3年生の授業で使われる日本語が、支障なく聞ける能力を備えていること。

2)    400字詰め原稿用紙約1枚に与えられた課題について書くことができる。(すでに習った漢字・言葉を使って書く努力がみられることが望ましい。)

3)    教科書の中によく出てくる日常使われる言葉を、文章の中で使いこなすことができる。

4)    今までに習った漢字の60パーセント以上を読み、40パーセント以上書ける。

 

4・その他

  単元テストが60パーセント以上出来ていること。

 

 

[ 4年生 ]

 

1・聞くこと

 

1)    4年生の授業で使われる日本語がほとんど支障なく聞ける能力を備えていること。

2)    4年生程度の内容のテープ(物語・詩・会話・説明文)を聞き、内容を理解し、まとめる力が60%以上であること。

3)    授業中、教師の質問に答えられ、また生徒間で日常的な会話がこなせる力が60%以上であること。

4)    自分で書いた物を2分間以上スピーチ出来ること。

 

2・読むこと

1)    教科書の中の学習している文章がすらすら読めること。

   発音・読み方の工夫・漢字の読み・内容の把握などの総合力が60%以上であること。

2)    「宿題」「学習プリント」の出題が理解出来ること。

 

3・書くこと

1)    400字詰め原稿用紙2枚以上に自分の考えを正しい技法(文の組み立て・書き方上の約束)で書け、表現の工夫が見られること。

2)    今までに習った漢字の40%以上書けること。

 

4・その他

単元テストが60%以上であること。

 

[ 5年生 ]

    5年生は次のようなことに重点を置いて学習しています。

 

  1. 教科書で扱う単元を予習として読んでこられ、ある程度の速度で正しく読むことができる。

    単元によって漢字の読み方を課題として与えられることもあり

(難しい漢字が多い単元)、読み方を調べることを予習の中に入れてもらうこともある。大人でない生徒には父母の方々に読みの手伝いをしてもらうことをお願いしている。

 

  1. 意味の分からない言葉を辞書で調べることができる。
  2. 漢字の音読みの入った熟語が読めて意味を漢字から推察することができる。
  3. 4年生の漢字の復習をする。(例文の中の熟語として覚える。)

 

    6年生の教科書が勉強できるためには次の事が望まれます。

 

1. 新しい単元を自分で読むことができる。そのためには

 *3年生までに習った漢字が70%くらいは読める。

 *4年生で習った漢字が60%位読める。

 *5年生で習った漢字が50%位読める。

 *標準的な1ページの中で意味の分からない言葉が5つ以内。

 

2・5年生の宿題をいつも提出していた。

 

3・単元テストが60%以上できていること。

 

 

[6年生]

 

    6年生は次のようなことに重点を置いて学習しています。

 

  1. 教科書の中で扱う単元がすらすら読め、全体の内容を把握することが出来る。

 

  1. 言葉の意味が分かり、その言葉だけを使って短文が作れる。

       1単元の中で意味を調べるだけの語句と、実際に文章の中で使いこなすことが出来

      るまで練習する語句を選べる。そして、家庭学習および授業の中で語句の意味を調

       べたり、それらを使った文章作りを覚えたりする。

 

  1. 新しい漢字の学習と抱き合わせに、よく出てくる今までに習った漢字の学習の復習を絶えずする。

 

    中学1年生の教科書が勉強できるためには、次のような事が望まれます。

 

1・新しい単元を自分で読み、全体の意味を把握することが出来る。そのためには、

1)6年生までにならった漢字が60%以上読める。

3)     教科書1ページの中で意味の分からない言葉が5つ以内。

 

2・6年生の宿題及び音読の練習をよくしていること。

 

3・作文を書く際に表現の工夫をし、今までに習った漢字を使って書く努力をしている。

 

4・6年生の漢字テスト・単元テストが60%以上出来ている。

 

 

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